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React.jsとは?Webアプリ開発の可能性が広がる注目ライブラリ

WebアプリのUI開発において注目を浴びているのがReact.jsです。JavaScriptで作成されたライブラリで、近年需要が高まっています。React.jsについて基本的な特徴や将来性を紹介します。

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目次[非表示]

  1. 1.React.jsの基本を押さえよう
    1. 1.1.Facebook社が開発したReact.jsとは
    2. 1.2.世界中で人気が高いJavaScriptライブラリ
  2. 2.React.jsの特徴は主に3点
    1. 2.1.UIの作りやすさ
    2. 2.2.コンポーネント指向の採用
    3. 2.3.活躍の場が幅広い
  3. 3.React.jsの需要や将来性は
    1. 3.1.SPA開発で注目
    2. 3.2.大規模開発でもメリット
  4. 4.React.jsを習得するおすすめの方法は
    1. 4.1.書籍やWebサイトで学ぶ
    2. 4.2.勉強会へ参加する
    3. 4.3.法人向けの研修を利用する
  5. 5.社員に習得させて開発の可能性を広げよう

React.jsの基本を押さえよう

Facebook社が開発したReact.jsはリリースから7年が経過しましたが、この短期間に非常に人気を得たライブラリと言えます。これはnode.jsなどJavaScriptのライブラリなどの台頭によって、改めてJavaScriptが広まっていることと関連していると言えるでしょう。

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Facebook社が開発したReact.jsとは

JavaScriptのオープンソースとして公開されているReact.jsは、2013年にFacebook社によってリリースされたライブラリです。フレームワークと勘違いされることもありますが、あくまでもReact.jsはUI(User Interface)を構築するライブラリとして公開されました。

Facebookはもちろんのこと、InstagramやNetflixなどもReact.jsが利用されていることで有名です。React.jsはUIを作ることに対して特化されており、バージョンアップも定期的に行われている、柔軟性の高いライブラリです。

世界中で人気が高いJavaScriptライブラリ

React.jsは2016年にBuild Insiderが実施したJavaScriptライブラリの人気ランキングにおいて、1位にランクインしているほど評価が高いライブラリです。2位にAngular、3位にjQueryと定番のライブラリが並ぶ中でReact.jsがトップという結果になっています。

理由としてコーディングコストが低いことや、開発規模が大きくなっても管理が行いやすいなどの利点があり、フロントエンジニアならば習得しておきたい技術のひとつです。

参考:2016年、ReactがAngularを抜いて1番人気に!|Build Insider

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React.jsの特徴は主に3点

React.jsはどのタイミングでも開発に導入できる利点を持っており、特にUIに関して非常に効果的な影響を及ぼします。また、新しい指向によって、パフォーマンスも改善されている点が指摘されています。主な3点の特徴を確認していきましょう。

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UIの作りやすさ

Webアプリのユーザーにとって、分かりやすい画面、使いやすい動作であることは非常に重要です。

React.jsはUI機能開発に関して特化しているため簡単に作りやすく、ユーザーにとってもストレスがかからないように高速動作するように設計されているのです。つまりReact.jsを利用することでUIを作りやすくするだけではなくパフォーマンスの向上にも一役買っていると言えるでしょう

コンポーネント指向の採用

React.jsが人気の理由はパフォーマンスの向上などを実現した新しい「コンポーネント指向」という考え方です。従来のjQueryなどでは一部分を変更するために全てを変更する必要がありました。 しかしコンポーネント指向という考え方によって機能を非常に細かい単位で分離して構成し、管理・再利用しやすい形でコーディングが可能になりました。

これによって変えたい部分だけを変えることや、既に存在しているコンポーネントを再利用することで開発工数を減らすことを可能にしたのです。

活躍の場が幅広い

React.jsの特徴のひとつとして「Learn Once, Write Anywhere」という言葉があります。「一度学習することで、どこでも書くことができる」という意味です。

これはReact.jsが開発途中のシステムに対しても導入可能であることを想定して作られていることに起因しています。新規の機能を追加することになっても、既に存在しているソースコードに対しては変更を加える必要がなく、開発を継続できることが特徴です。

また、JavaScriptライブラリであることから、さまざまな環境との組み合わせを行うことを可能にしています。これがReact.jsの強みでもあります。

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React.jsの需要や将来性は

Webアプリが豊富になってきている現在では、効率的な開発が行えるReact.jsは需要が高まっています。また、パフォーマンスの向上にも役立つことやReact.jsのバージョンアップも定期的に行われていることからこれからも需要は伸びていくと推測されています。

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SPA開発で注目

React.jsはSPA(Single Page Application)での開発で注目を浴びています。SPAはひとつのページでアプリが動作し、完結することを指しています。

従来のWebページがたくさんのHTMLやページ遷移を行って始めてWebページが成り立っているのに対し、SPAはひとつのページでアプリが動作し、完結することを指しています。SPAが実現することで高速に表示が更新されることやUX(User eXperience)にも寄与することが分かっています。

SPAでは複数のページを持つ必要性がないことから、JavaScriptで動きをつけなければなりません。ですがReact.jsはJavaScriptのライブラリであることから動作も高速なために注目されているのです。

大規模開発でもメリット

React.jsは大規模開発にも需要があります。これはコンポーネントベースで開発が行われていくため、大規模な開発でもコンポーネントごとに作成をすることで品質の管理が行いやすいという利点があります。

また、バグや修正がある場合にも、関係のない箇所を修正する必要がないため、修正による変更が管理しやすいことが挙げられます。また、問題が発生した場合でも、すぐに問題箇所の特定が可能になるため、対応も容易であるというメリットが存在しているのです。

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React.jsを習得するおすすめの方法は

JavaScriptライブラリを学ぶためには書籍やWebサイトの他に、勉強会や研修を利用することが効果的です。React.jsの書籍や学習サイトは豊富にあるため、より実践的な方法を選択して習得を行いましょう。

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書籍やWebサイトで学ぶ

React.jsを学ぶときに書籍から入るのも良いのですが、おすすめなのが公式のチュートリアルを使うことです。公式の情報なため、間違いがないこと、そして最新であることが大きなメリットです。 基本的な技術の理解が進んだところで、書籍などで応用的な利用方法を学ぶことや実際のアプリを想定して作成することが学習の近道です。

React.jsの公式チュートリアルは非常に分かりやすく、順序立てて説明されているためまず公式サイトに目を通すのが良いでしょう。 参考:チュートリアル:React の導入|React公式

勉強会へ参加する

勉強会やセミナーと聞くと怪しいのではないかと不安に思うかもしれません。しかし、プログラミングにおける勉強会とは、ITエンジニアやエンジニアを目指している人々が集まってお互いにIT技術を教えあったり情報交換を行ったりする場所ですからそれほど不安を感じる必要はありません。

開催方法もオフラインだけではなく、オンラインなど実際に会ったり現場に行く必要がないことが多く、スマートフォンからも参加することができます。

この勉強会は規模やレベルも多彩なため自分のレベルや希望の人数などを指定して、見合うところがあれば参加するという形式を取ることができます。独学に限界を感じている場合は勉強会を利用することもおすすめです。

法人向けの研修を利用する

React.jsに限った話ではないのですが、主要なプログラム言語では法人向けのIT研修サービスが存在しています。

例えばジョブサポートの「フロントエンド入門5日(HTML5・CSS・JavaScript)通学講座」と呼ばれる講座では、ReactやVue.js、Angularを使用するために必須の基礎を5日で習得することを目指します。自宅などで学べるオンライン研修も用意されています。

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社員に習得させて開発の可能性を広げよう

React.jsは今後もバージョンアップや改善を続けていく効果的なライブラリです。Webアプリの開発を行っている企業であれば、確実に1人は欲しい人材といっても過言ではありません。

UI開発における効率化だけではなくUX向上や高速化によって、業績がアップすることも期待できます。まずは社員が習得し、社内での勉強会などを行うことで技術レベルの統一を計り、これからの開発の可能性を広げることが効果的でしょう。

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