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社内SEのスキルアップを図るには。違いやニーズを明らかにしよう

自社業務にITを積極活用する企業が増えている中、IT部門での活躍が期待できる社内SEの存在が重要性を増し、ジョブサポートのJava研修に受講に来る社内の方も増え始めてます。社内SEの業務内容や、業務に求められるスキルを理解し、自社に必要な人材像を明確化しましょう。

目次[非表示]

  1. 1.多岐に渡る社内SEの業務
  2. 2.社内SEの仕事比較
  3. 3.社内SEに必要なスキル
  4. 4.社内SEに役立つ資格
  5. 5.ニーズを明確にしよう

多岐に渡る社内SEの業務

一般的に、社内SEとは、自社に常勤しながら社内の情報システム部門で働くシステムエンジニアを指します。具体的な業務内容を確認しておきましょう。

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システム構築や保守

社内SEの主要な業務の一つとして、自社におけるITシステムの構築・運用保守作業が挙げられます。

勤怠管理システムや会計・在庫管理システムを、自社に導入している企業も多いでしょう。社内SEは、これらのIT系システムに関し、構築・運用保守に携わります。

社内SEが日頃からシステムをきちんと管理することにより、システムを業務で活用する社員が安心して利用できるようになります。

システムを追加したいという声が社内から挙がった際に、聞き取りや設計などを行うのも社内SEです。

インフラ構築や保守

IT系システムだけでなく、IT系インフラの構築や運用保守作業も、社内SEが常時手掛ける重要な業務の一つです。

IT系のインフラとは、社内ネットワークやサーバーなどを指します。システム関係の知識に加え、インフラに関する知識も、社内SEに求められる知識と言えます。

ネットワークやサーバーの安定稼動は、パソコンやスマホ、タブレットといった端末を当たり前のようにツールとして扱う現代のビジネスシーンでは絶対条件と言っても過言ではありません。

ネット回線が重くなったり、インフラ系の機器が故障したりしたような場合にも、社内SEが初動で対応することになります。

ヘルプデスク

社内SEは、社内のシステムやインフラに関し、疑問点や不具合などの連絡を社員から受け付けるヘルプデスクの役割も担っています。

社員の中には、パソコンなどのIT機器に詳しくない人も、一定数存在するでしょう。困った際に助けてくれる社内SEは、社内で重宝される存在と言えます。

社外向けに商品やサービスを提供している企業の場合は、外部向けのヘルプデスクとして社内SEを機能させるケースもあります。

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社内のシステムやインフラを構築・保守するだけでなく、社内外からの問い合わせにも対応する必要がある社内SEは、ITに関してマルチな能力を求められる人材です。

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社内SEの仕事比較

社内SEと似た業務を行う、SIer(エスアイアー)エンジニアとの違いを押さえておきましょう。企業規模による業務内容の違いも解説します。

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社内SEとSIerの違い

『SIer』とは、『システムインテグレーター(System Integrator)』の略に人を指す『er』を付けたIT用語です。

システム開発などを意味する『SI』を請け負う企業や業界を、一般的に『SIer』と呼んでいます。 基本的に、SIerのエンジニアは、システム開発を受注するごとに立ち上げられるプロジェクトへ参加します。終了後は解散するため、同じ業務を続けることはありません。

一方、社内SEは、自社システムの構築・保守を選任で請け負う存在であり、一時的に期間限定のプロジェクトに参加しても、終了後は通常の業務に戻ります。

大企業と中小企業における社内SEの違い

大企業の場合は、システムやインフラの規模が大きいため、社内SEを複数人雇い、業務を分業化してそれぞれに人材を割り当てるのが一般的です。

業務の比重に関しては、大企業では社内SEに自社のシステム開発やネットワーク構築を求める割合が大きくなる傾向にあります。

一方、中小企業の場合は、小人数の社内SEがシステム・インフラの構築・保守やヘルプデスクの役割を全て請け負うケースがほとんどです。

仕事の割合は、システム・インフラの保守作業やヘルプデスクとしての役割を担う割合が大きくなる傾向にあります。

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社内SEに必要なスキル

社内SEを任せられる人材には、どのようなスキルが求められるのでしょうか。必要とされる主なスキルを紹介します。

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社内システムの開発・管理を行うための知識

自社におけるIT系システムの開発・管理は、社内SEが任せられる重要な業務です。システムの開発・管理に関するスキルは、高いほどよいと言えるでしょう。

システムはインフラと密接な関係にあることが多いため、社内システムの開発・管理を行う際は、社内のITインフラへの詳しさが求められます。

社内システムの開発・管理を行うための知識は、日々の業務により蓄積され、社内SE自身の大きな財産となっていくでしょう。

システムの開発や管理を丸ごと外部に委託するケースと異なり、自社に常駐する社内SEの場合は、IT系の必要なスキルを身に付けやすいという特徴をもっています。

コミュニケーション能力

IT系のスキル以上に社内SEへ求められるスキルがコミュニケーション能力です。社内SEの業務は、社内システムやインフラの開発・管理だけではありません。

自社で円滑に動作するシステムを構築するには、システムを実際に活用する社員との密なコミュニケーションが重要です。

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また、システムの構築を外注するような場面では、契約金額や納期などの交渉事も基本的に社内SEが行います。

自社のシステムに最も詳しい社内SEは、可能な点と不可能な点をしっかりと把握し、社内外とのやり取りの中で、適切に交渉することを求められます。

セキュリティ管理能力

自社の重要なデータや個人情報をシステムで取り扱うような企業において、セキュリティ面の強化は重要な課題の一つと言えます。

したがって、自社システムの管理を担う社内SEにとっても、セキュリティ管理能力は確実に備えておきたいスキルです。

システムのセキュリティが脆弱な場合は、ウイルスに感染したりサイバー攻撃による被害を受けたりするリスクが高まり、企業に悪影響を及ぼしかねません。

適任と思われる人材の中から社内SEを選定する際は、セキュリティ管理能力の高さを計るのも大事な要素の一つです。

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社内SEに役立つ資格

社内SEとして適した人材かどうか推し量る判断基準として、資格の有無にも注目しましょう。社内SEが持つべきスキルを身に付けられる資格を紹介します。

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基本情報処理技術者

高度なIT人材となるために必要なスキルを取得できる資格が『基本情報処理技術者』です。しっかりとした基礎が身に付く、ITエンジニアの登竜門として知られています。

基本情報処理技術者になるためには、ITシステムの設計・開発・運用ができる知識・能力や、ソフトウェアの設計・開発ができる知識・技能を求められます。

また、ITを活用した戦略立案について、予測・分析・評価をし、提案活動に参加できる能力が求められるという点も特徴です。

基本情報処理技術者には、ITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、戦略立案への参加や、システムの安定的な運用を期待されています。

オラクルマスター

『オラクルマスター』は、国内トップシェアを誇るデータベースシリーズ『Oracle Database』の管理能力を証明する資格です。

オラクルマスターを取得することで、国内で稼動するデータベースの過半数を扱える能力をアピールできます。

また、オラクルマスターの試験範囲をしっかりと学習すれば、RDBとSQLの基礎を身に付けられるのも特徴と言えるでしょう。

システム全体を俯瞰する必要性を求められる社内SEにとって、Oracle Databaseの基礎知識を有している点は大きなメリットになり得ます。

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ニーズを明確にしよう

社内SEは、自社に常駐し、システム・インフラの構築・保守業務や、ヘルプデスク業務に従事するエンジニアです。

社内システムの開発・管理に関する知識をはじめ、対人スキルやセキュリティ管理スキルなども、社内SEに求められるスキルです。

自社のインフラやシステムの状況、事業規模などを考慮し、ニーズを明確にした上で人材の採用やスキルアップを検討しましょう。

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