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話しかけるなオーラを出す社員への対策。話しかける側に必要な意識

話しかけるなオーラを出す人には、それぞれの考えや理由があります。話しかける側に問題があるケースが多いことにも注意が必要です。相談を受けやすくするための考え方や、コミュニケーションスキルを磨く方法を紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.相談しにくい環境は生産性を下げる
    1. 1.1.話しかけるなオーラとは
    2. 1.2.相談の重要性
    3. 1.3.心理的安全性を高める対策を
  2. 2.話しかけるなオーラが出る原因
    1. 2.1.仕事が忙しく時間がない
    2. 2.2.コミュニケーションが苦手
  3. 3.相談を受けるリーダーに必要な知識、工夫
    1. 3.1.話を聴くテクニックを磨く
    2. 3.2.支援型リーダーシップの型を身につける
  4. 4.話しかける側の問題を解決する
    1. 4.1.適切なタイミングを判断できるようにする
    2. 4.2.相手の状況を理解し臨機応変に
  5. 5.コミュニケーションスキルを向上させる
    1. 5.1.冗長な話し方をしない
    2. 5.2.ソーシャルスタイル理論の活用
  6. 6.相談しにくい原因を探り信頼関係の構築を

相談しにくい環境は生産性を下げる

話しかけるなオーラを出している人がいると、疑問や問題が発生しても相談できなくなり、生産性を下げてしまう恐れがあります。相談の重要性を理解し、メンバー全員が困ったときに相談しやすい環境を整えることが重要です。

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話しかけるなオーラとは

話しかけにくい人から醸し出される雰囲気のことを、「話しかけるなオーラ」といいます。主に表情や仕草などから感じ取れる、話しかけてほしくなさそうな様子を指す言葉です。

忙しそうにしていたり無言・無表情の状態だったりする様子は、話しかけるなオーラのよくあるパターンです。

書類・荷物を置くときやキーボードを打つとき、大きな音をたてる人もいるでしょう。立てる物音が大きいと、相手に「怒っているのではないか」と思わせてしまう要因になります。いつもの場所にいない状態も、話しかけるなオーラの一例です。

相談の重要性

仕事をする上で重要視される「報告・連絡・相談」の中でも、今後のことに関して相手と対話する必要がある相談は最も大事な要素です。

判断に悩むことがあっても上司に相談できなければ、疑問や課題を解決できません。相談することで新しいアイデアが生まれることもあるでしょう。

話しかけるなオーラを出している人には疑問や課題に関する相談ができなくなるため、業務に支障をきたす恐れもあります。また相談できないことをきっかけに、人間関係へのストレスを抱えてしまうかもしれません。

心理的安全性を高める対策を

メンバー全員が隔てなく気軽に相談できる環境を目指すなら、「心理的安全性」を高める対策を講じる必要があります。

発言を否定されたり発言自体を拒否されたりすることをメンバーが恐れている状態は、心理的安全性が高いとはいえません。

心理的安全性を高めれば、メンバー全員が安心感を共有し、誰に話しかけても否定・拒否されないという確信を持っている環境を作れます。

心理的安全性が高い状態であれば、話しかけるなオーラを出している人がいても必要があれば相談しやすくなるでしょう。

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話しかけるなオーラが出る原因

話しかけるなオーラを出す人がいると、相談しにくい環境になってしまい課題解説が難しくなります。なぜ話しかけられたいくない雰囲気が出てしまうのでしょうか。考えられる原因を二つ紹介します。

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仕事が忙しく時間がない

話しかけるなオーラは、仕事に追われて時間がないときに出やすくなります。タスク管理ができておらず、限界まで仕事を抱え込んでいるような状況の人に多いでしょう。

多忙でせわしなく動き回っていると、周囲は気を使って話しかけにくくなります。仕事に集中しすぎて顔が険しくなったり、無言・無表情になったりすることもあるでしょう。

話しかけるなオーラが出やすい上司がいる場合は、部下に悪影響を与える恐れがあります。仕事量や部下との会話をチェックし、相応の対策を検討することが大事です。

コミュニケーションが苦手

話しかけるなオーラは、コミュニケーションが苦手な人からも出やすくなります。状況に合わせた会話ができずに、相手や周囲との会話自体を放棄してしまうパターンです。

コミュニケーションが苦手な人の特徴に、「相手の話を聞かない」ことが挙げられます。一生懸命に話しかけられても相応のリアクションがなければ、それ以降は話しかけにくくなるでしょう。

雑談を早く切り上げようとするのも、コミュニケーションが苦手な人の特徴です。上の空の返事しかしない態度が話しかけるなオーラを生んでいます。

会話をうまく切り上げられない受け身な人は、多忙を理由に前もって話しかけてこないようお願いしてくる可能性があります。

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相談を受けるリーダーに必要な知識、工夫

部下から相談を受ける立場にあるリーダーには、話を聞いて寄り添う姿勢が求められます。相談されやすいリーダーになるためには、どのようにスキルを磨けばよいのでしょうか。

有効な取り組みを二つ紹介しますので、リーダーへの研修内容に迷う場合は参考にしましょう。

話を聴くテクニックを磨く

相談を受けたときは、まずは作業の手を止め視線や体を相手に向けて、話を聴く体勢を整えます。話を聴いている間はうなずいたりあいづちを打ったりして、しっかり聴いていることを印象付けるのがポイントです。

話が一段落したところで重要な部分を要約し、確認するのもよいでしょう。相手が感情的になっている場合は、感情を受け止めて同調してあげるのも一つのテクニックです。

相手から質問を受けるケースでは、逆にどう考えているのか質問し、気付きを見つけるチャンスを与えましょう。相談が終わったら話してくれたことに対して感謝の気持ちを述べるのも、円滑なコミュニケーションのカギになります。

支援型リーダーシップの型を身につける

相談を受けやすいリーダーになる方法の一つとして、支援型リーダーシップの型を身につけることも挙げられます。

支援型リーダーシップとは、メンバーに奉仕しながらチームを導くという考え方です。メンバーに指示やアドバイスを行う支配型リーダーシップとは対極の関係にあります。

支援型リーダーシップを実現するためには、メンバーと良好な関係を構築し、風通しの良い環境を整えることが重要です。

チーム内で相談されたときは、指示やアドバイスを控え最初に質問を投げかけるのがポイントです。相手に考えさせることで自発的な行動を生みやすくなり、部下の成長にもつながります。

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話しかける側の問題を解決する

話しかけるなオーラを出す人には相談しにくいものですが、話しかける側に問題があるケースも考えられます。適切な相談の仕方を心掛けることで、話を聞いてもらいやすくなるでしょう。

相談する側が気をつけたいポイントをいくつか紹介します。上司に相談できず困っている社員がいるなら、「相談の仕方」をレクチャーするのも一つの手です。

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適切なタイミングを判断できるようにする

上司への報告・連絡・相談は、内容にかかわらず全て行うのが基本です。ただし上司が忙しいときにばかり話しかけてしまったり、後回しにしても問題ないようなことを先に相談したりと間が悪い部下もいます。

重要な報告や相談であっても、都合のよいタイミングを見計らって声をかけなければ上司は時間をとれません。結果として上司の話しかけるなオーラにつながるケースもあるのが実情です。

もし部下が「どのタイミングで声をかければよいかわからない」と悩んでいるなら、相談してよいタイミングを具体的にレクチャーするとよいでしょう。

報告・連絡・相談に関して特定の時間だけ許容するなど、タイミングに関して双方がすれ違わないルールを作っておくことも重要です。

相手の状況を理解し臨機応変に

仕事に集中しているときに話しかけられると、仕事を中断せざるをえないため話しかけるなオーラを出す人も多いでしょう。例えばエンジニアがプログラミングに集中しているケースでは、話しかけられて作業を中断すると大幅な業務ロスを生み出しかねません。

双方がストレスを感じないようにするためには、話しかける側が相手の状況をを理解し配慮する必要があります。相手の作業の邪魔にならないようチャットで送っておくなども一つの方法です。

企業としては、相談する側が相手の状況に応じて臨機応変な相談ができるようシステムや体制を整えておく必要があります。

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コミュニケーションスキルを向上させる

話しかける側の人には、相手や状況に合わせて会話できる能力が必要です。相談できない社員には、コミュニケーションスキルを高める研修を行うとよいでしょう。特に「話しかけるなオーラ」で相談しにくい問題を解決するためのポイントを紹介します。

若手、新人エンジニアの成長を阻む 人材育成5つの失敗と解決策はこちら

冗長な話し方をしない

報告・連絡・相談をする際は、用件を簡潔に述べることが大事です。話が冗長化し無駄な内容が多くなると、最も伝えたいことが伝わりにくくなります。

前置きは簡略化し先に結論を述べるようにするとよいでしょう。詳しい内容を求められた際も、5W1Hを意識しながら話せば内容がより明確になります。

上司に声を掛けるときは、先に用件を簡潔に伝えた後に相談したい旨を伝えるのがポイントです。仕事ができる人は優先度を考慮するため、先に用件を伝えれば時間をとれるかすぐに判断してもらえます。

ソーシャルスタイル理論の活用

人を特徴や考え方によりタイプ分けし、円滑なコミュニケーションを図るメソッドがソーシャルスタイル理論です。

感情と自己主張の大小により、合理的なタイプ・感情的なタイプ・周囲の意見を尊重するタイプ・理屈や分析を大事にするタイプの四つに分類します。それぞれのタイプに適したコミュニケーション方法が示されているため、相手のタイプが分かれば円滑な会話につながります。

相談する側は相手がどのタイプに当てはまるか判断し、最も有効と考えられる方法でコミュニケーションを図るとうまくいきやすいでしょう。

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相談しにくい原因を探り信頼関係の構築を

話しかけるなオーラを出す人がいると、組織やチームの生産性を下げてしまう恐れがあります。仕事が忙しいことやコミュニケーションを苦手とすることが、話しかけるなオーラが出る主な理由です。

相談を受ける側のリーダーは話を聴くテクニックを磨き、話しかける側の問題も解決を図りながらよりよい信頼関係の構築を目指しましょう。特に話しかける側にはコミュニケーションスキルを向上させる研修や教育が有効です。

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