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リーダーの素質がある人の特長。リーダーシップは先天的なもの?

リーダーシップをとれる人材は企業にとって貴重な戦力です。人材を育てるためにはリーダーにふさわしい振る舞いや、リーダーシップの定義を把握しておく必要があるでしょう。リーダー向きの人材を見極める方法や、理想のリーダー像について解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.課題解決で組織を成長に導くリーダーシップ
    1. 1.1.リーダーシップとは
    2. 1.2.経験、努力で後天的に身につけられる能力
  2. 2.リーダーの大切な役割
    1. 2.1.メンバーのことを理解して仕事を割り振る
    2. 2.2.一人一人の士気を高める
    3. 2.3.想定外の出来事に対応する
  3. 3.チームの信頼関係を構築できるリーダーとは
    1. 3.1.謙虚さがある
    2. 3.2.メンバーと適切な距離感を保ち尊敬し合える
  4. 4.変化の時代を勝ち抜くためのリーダー像
    1. 4.1.EI(感情的知性)が高い
    2. 4.2.プロセスを重視した意思決定ができる
    3. 4.3.相手に寄り添い伝える力がある
  5. 5.リーダー向きの人材を見極めて組織の成長を

課題解決で組織を成長に導くリーダーシップ

組織を成長へ導くためには、陣頭指揮をとれる「リーダー」の存在が欠かせません。リーダーの素質として使われる「リーダーシップ」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

リーダーシップの定義や主軸になる能力、どのように身につくのかを解説します。

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リーダーシップとは

リーダーシップとは、組織を引っ張っていくためのリーダーとして必要な能力のことです。チームに対して行動を促し、成功へ導く重要なスキルです。リーダーシップがある人ができることとして、主に以下の三つが挙げられます。

  • 目標を達成するための見通しをメンバーに示すことができる
  • 適切な行動でスタッフのモチベーションを維持できる
  • 目標を実現する上で障害になる問題を解決できる

組織の成功はリーダーだけで成し遂げるものではなく、メンバー全員の協力を得て実現するものです。似た言葉として混同されがちな「マネジメント能力」とは異なり、リーダーシップは主に「人」に対して働きかけるものといえるでしょう。

リーダーシップはさまざまな有識者が要素や能力を提唱しています。経営学者であるピーター・ドラッカー氏はリーダーシップを「仕事・責任・信頼」という言葉を使って定義し、「メンバーが自然に付き従うもの」だと説いています。

経験、努力で後天的に身につけられる能力

リーダーというと、先天的なカリスマ性のある人物が組織を先導するイメージがあるかもしれません。しかし経験と努力を積むことで、リーダーシップは後天的に身につけることが可能だといわれています。

例えばチームの目標を具体的に定める場合を考えてみます。営業利益や商談数などの具体的な数字の設定、そのためにどんなタスクが必要になるのかの想定・メンバーの采配などは、営業経験やパターン学習によって可能になるでしょう。

新入社員の中に元からリーダーの能力を持つ人材がいなくても、企業努力によってリーダーを育成することができます。

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リーダーの大切な役割

リーダーが請け負う役割は、他のメンバーが代替できるものではありません。チームとして仕事をこなす上で、リーダーにはどのような役割が求められるのでしょうか。数ある役割の中でも、特に重要なものを三つ紹介します。

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メンバーのことを理解して仕事を割り振る

チーム内のメンバーには、持っている情報量や能力に差があります。得意不得意も人によって違うでしょう。リーダーには、多様なメンバーそれぞれの能力を踏まえた上で仕事を割り振る役割が求められます。

各メンバーの得意な業務・興味のある分野の仕事を任せると、チーム内が活気づき効率よく仕事をこなすことができます。メンバーの能力を把握していることで、目標達成までの計画もスムーズに立てやすくなるでしょう。

チーム全体を引いた視点から見渡しながらも、メンバー一人一人について理解を深める姿勢が重要です。

一人一人の士気を高める

チームの士気を一定以上に保つのもリーダーの役割です。チームの士気が下がると、作業効率が落ちたりチーム全体の雰囲気が悪くなったりしてしまう可能性があります。

一人一人の士気を高めるためには、メンバーの状態を把握し適切なタイミングで声をかけたり、相談に乗ってあげたりする取り組みが必要です。チームがその人に何を期待していることがわかるよう、業務内容や役割について具体的に共有しておく必要もあるでしょう。

想定外の出来事に対応する

仕事をしていく上で、不測の事態が発生することは多々あります。リーダーは自らの裁量の中で、起こった事態に迅速かつ的確に対応しなければなりません。

リーダーが責任を持って対応する姿勢を見せれば、メンバーはリーダーに信頼を寄せ、安心して業務に取り組むめるようになるでしょう。

逆に自分の発言に対して責任をとらない、チームが危機に陥ったときに慌てふためくようなリーダーではメンバーがついてきません。リーダーがイレギュラーへの対応を率先して行うことで、チームの結束力が高まります。

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チームの信頼関係を構築できるリーダーとは

リーダーにとって、チームのメンバーから信頼を得ることはとても重要です。信頼されるリーダーは成果を上げられるだけでなく、困ったときに協力を得やすくなるでしょう。

信頼されるリーダーとはどのような人物なのでしょうか。代表的な特徴を挙げて解説します。

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謙虚さがある

近年では個人の価値観を重んじる傾向から、「自身の強みを生かしたい」「キャリアアップしたい」「自分の考えを反映させて欲しい」という願望を持つ従業員が増えています。

個を重視するメンバーをまとめるためには、リーダーはには謙虚さが必要になってきます。相手の話を聞き意見や価値観を働き方に反映できるリーダーにこそ、チームメンバーは信頼を寄せるのです。

逆に自分本位でメンバーの気持ちを尊重できなかったり、価値観を押しつけてしまったりするリーダーは信頼を集めにくいでしょう。リーダーに不満を持ちチームから離れてしまう人も出てくる可能性があります。

メンバーと適切な距離感を保ち尊敬し合える

リーダーとメンバーは、あくまで仕事上の関係であるということを念頭に置く必要があります。休日やプライベートにまで干渉してくるようなリーダーに対しては、干渉されすぎていると感じて距離を置きたがるメンバーも出てくるでしょう。

特定のメンバーと親しくしすぎたり逆に無関心だったりすると、チーム全体の雰囲気が悪くなってしまいかねません。どのメンバーとも適切な距離を保ち尊敬し合える関係性を構築できることが、信頼できるリーダーの条件になります。

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変化の時代を勝ち抜くためのリーダー像

市場のニーズ変化やビジネスのサイクルが加速している現代において、リーダーにはスピーディーで柔軟な対応が求められています。これからの時代に必要なリーダーシップの要素を確認しておきましょう。

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EI(感情的知性)が高い

EIとは「Emotional Intelligence」の略で、日本語では「感情的知性」「心の知能」と表されます。心理学者のダニエル・ゴールマンは自身の著書の中で、EIを「自分自身の感情を認識、理解および管理する能力、そして同様に他人の感情を認識し、理解し、影響を与える能力」と定義しています。

従来のリーダーシップは成果主義の一面がありました。結果さえ出れば、メンバーの感情やストレスを軽視することも少なくなかったのです。

しかし社員の心理をないがしろにすると、離職率の増加やエンゲージメントの低下といった問題を招きます。労働人口の不足する現代においては、熟練した社員の離職は無視できない問題です。

EIが高いリーダーは、自分も含めたチーム内の感情を把握し適切な行動をとることができます。感情面で不満がないメンバーはチームから離脱しにくく、モチベーションを保てるためエンゲージメントも高まるでしょう。

プロセスを重視した意思決定ができる

現代のビジネスではリーダーとして成果を上げるだけでなく、結果にいたるまでのプロセスも重視されます。プロセスを重視することで、目標を達成できなかった場合は何が原因だったのか、成功した場合はどの要因がプラスだったのかを分析できるからです。

これからの時代のリーダーには、短い業務サイクルの中でもプロセスを把握した決定をするスキルが重要になります。プロセスを捉えて問題点を可視化できれば短期間で成果を上げる方法を確立できるため、より洗練されたチームを作れるでしょう。

相手に寄り添い伝える力がある

近年のビジネスにおいて重要視されている考え方の一つに「アサーティブコミュニケーション」があります。アサーティブコミュニケーションとは、相手の立場に立ちつつ、自分の意見を正当に主張するコミュニケーションのことです。

現代では価値観の多様化が進み従業員もさまざまな考えを持っているため、相手の立場や気持ちに寄り添う能力はリーダーに欠かせないものになってきています。

メンバーの意見を聞き入れるだけでなく、自分が伝えるときにも相手の心情を考えながら言葉にするのがリーダーに必要なアサーティブコミュニケーションです。

ダイバーシティ(多様性)が叫ばれている現代のビジネスシーンにおいて、「寄り添い」「伝える」力がリーダーに求められています。

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リーダー向きの人材を見極めて組織の成長を

現在のリーダーには、昔よりも複雑でレベルの高いスキルが求められています。リーダー能力とは後天的に身につけることができるため、組織に必要なリーダーは組織自身が育てていく必要があります。

リーダーを育てるためには、まずはリーダーに向いている人材を発掘するところから始まります。リーダー向きの人材が見つかったら、経験を積ませてスキルを習得してもらい、組織を向上させる人材へと育てましょう。

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