Javaの勉強方法は目的で選ぶ。WEBサービス・書籍・研修の特徴
Javaエンジニアの育成が必要となっても、社内で教育に関するリソースがない場合、システム開発や人事の担当者は方法を巡って頭を悩ませることも多いでしょう。ジョブサポートでもJava研修(短期5日~最大3ヶ月)を提供していますが、WEBサービス・書籍・研修など、自社で提案できる新人向けの最適な勉強方法を紹介します。
目次[非表示]
- 1.基礎を学習するのか業務レベルまで学ぶのか
- 1.1.基礎を独学するならWEBサービス
- 1.2.体系的に学べる書籍
- 1.3.研修は業務レベルまで教えてくれる
- 2.Javaの勉強におすすめのWEBサービス
- 3.Java初心者におすすめの書籍
- 4.実際の業務レベルまで学ぶなら研修
- 4.1.研修のメリット
- 4.2.ジョブサポートのエンジニア研修
- 5.目的に合わせて最適な勉強方法を選ぼう
基礎を学習するのか業務レベルまで学ぶのか
Javaの主な勉強方法としては、WEBサービス・書籍・研修が挙げられます。このうち、WEBサービスと書籍はあくまでも独学レベルであり、業務遂行レベルまで勉強するなら研修がおすすめです。若手、新人エンジニアの成長を阻む 人材育成5つの失敗と解決策の資料はこちら
基礎を独学するならWEBサービス
Javaの基礎を独学で習得したい場合は、WEBサービスを利用しましょう。PCやスマートフォンなどの端末を利用し、自分のレベルやペースに合わせて学習できます。
初心者向けの基礎的な内容から、中~上級者向けの応用・実践的な内容まで、レッスンが細かく分けられていることも特徴です。
全てのレッスンを利用するためには費用がかかりますが、月額1,000円程度とそれほど料金もかかりません。
無料お試しで各サービスの使いやすさを比較するのもよいでしょう。
体系的に学べる書籍
Javaを勉強できる書籍の多くは、初心者向けから中~上級者向けまで、レベル別に内容が分かれています。それぞれのレベルに合わせて、体系的かつ網羅的に学べることが魅力です。
サンプルコードが豊富に掲載された書籍なら、実際に手を動かしてプログラムを記述し、動きを確認できます。
現場で作業する際のリファレンスとしても利用できるため、書籍を選ぶ際はサンプルコードが多いものを選ぶとよいでしょう。
研修は業務レベルまで教えてくれる
職種に関わらず、社員教育の一環として、近年プログラミング研修を取り入れている企業が増えています。
基礎だけでなく、実際の業務遂行レベルまで教えてくれることが、研修で学ぶ最大のメリットです。 プログラミング研修は、エンジニアの育成やITスキルの向上を主な目的として実施されます。
WEBサービスや書籍での勉強と異なり、実際にプロの手ほどきを受けながらプログラムを組んだりフレームワークを使ったりするため、より早い成長を期待できるでしょう。
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Javaの勉強におすすめのWEBサービス
Javaの基礎を独学で学習できる代表的なWEBサービスとして、『Progate(プロゲート)』と『ドットインストール』が挙げられます。 いずれも、PCやスマートフォンにインストールして利用できるサービスです。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
スライドと演習で学ぶ「Progate」
『Progate』は、イラスト中心のスライドで学習を進められることが特徴的なサービスです。動画より学びやすく、書籍と比べてもより直感的に内容を理解できるでしょう。
実際にプログラムを動かせる演習ですぐに実践できるため、現場で使えるスキルが身に付きやすいことも魅力です。
ブラウザ上で書いたコードを動かし、結果を確認できます。 スキルの習得に必要なレッスンを、目的に合わせて最適な順番で学べます。
自分自身でエラーを解決できる力も養えるため、Javaエンジニアとして独り立ちしやすいサービスです。
Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
動画を見て実際にコードを書く「ドットインストール」
『ドットインストール』は、3分動画でJavaをマスターできるWEBサービスです。6,000本を超えるレッスン動画の全てが3分以内にまとめられているため、無駄なく気軽に学習を進められます。
動画を見ながら実際にコードを書くことで、内容に対する理解をより深めやすくなるでしょう。開発環境を整える段階からレッスンをスタートできます。
プレミアム会員になると、動画の内容を文字起こしで閲覧できるようになるため、音声を再生できない環境でも学習しやすくなります。
ドットインストール - 3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス
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Java初心者におすすめの書籍
数多く販売されているJavaの学習本から、初心者向けのおすすめ本を2冊紹介します。プログラミングが全く分からない人でも、取り組みやすく書かれている書籍です。
初めの一冊なら「スッキリわかるJava」
『初めの一冊なら「スッキリわかるJava」』は、Javaを初めて学習する人におすすめの入門書です。
豊富なイラストを多用することや、ストーリー仕立てで進んでいく内容により、飽きることなく勉強を進められます。
Java初心者が学習の手を止めがちなポイントや疑問点に対し、さまざまな角度から具体的かつ的確なアドバイスを行っていることも魅力です。
本書で用意されている仮想開発環境を利用すれば、実際に手を動かしながらプログラミングの練習ができます。無駄なく短期間で基礎知識を習得したい人におすすめです。
- 商品名:スッキリわかるJava
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網羅的に独学できる「独習Java 新版」
『独習Java 新版』は、Javaの基本を一から勉強できる入門書です。プログラミングに必要な知識や概念を、網羅的かつ体系的に独学できます。
単に覚える作業だけでなく、手を動かして記述の結果を自分で確認できることも特徴です。各項目について、解説・練習問題・理解度チェックの3ステップでしっかりと学べます。
サンプルコードを例示しながら、分かりやすく丁寧に解説していることもメリットと言えるでしょう。初心者がJavaを学習するのにふさわしい1冊です。
- 商品名:独習Java 新版
- Amazon:商品ページ
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実際の業務レベルまで学ぶなら研修
Javaの知識やノウハウを業務レベルまで学べる、研修について解説します。時間を確保しにくい社会人向けの研修もチェックしておきましょう。
研修のメリット
Javaをはじめとしたプログラミングの知識や経験が全くない人でも、仕事の成果を出すためのスキルを身に付けられることが、研修の大きなメリットです。
WEBサービスや書籍での独学と違い、対面コミュニケーションを取りながらJavaの基礎をしっかりと習得できます。
年々厳しさを増す労働環境の変化に対応できる人材育成を意識し、講義形式の比率を下げ、自学形式やコーチングを組み合わせた実務に近い研修が増えていることも特徴です。
このようなスタイルの研修を受けることで、技術力の向上だけでなく、エンジニアに必要なコミュニケーションや仕事の進め方なども身に付けられます。
若手、新人エンジニアの成長を阻む 人材育成5つの失敗と解決策の資料はこちら
ジョブサポートのエンジニア研修
Javaの研修を検討するなら、ジョブサポートが実施している短期通学講座がおすすめです。業務を長期間中断することなく、短期集中で基礎を理解できます。通学が難しい場合、オンラインでも対応しているため全国から受講できます。
数カ月に及ぶ研修の場合、時間を確保しにくい上、予約が取れないこともあるでしょう。しかし、ジョブサポートの短期研修では、希望する日に講座をスタートできます。
2,500名以上を教育した独自のカリキュラムを使用し、中長期的な技術力向上のための土台作りを目的とした研修であることも魅力と言えるでしょう。
自学形式とコーチングを組み合わせた個別指導であるため、理解度に差が付きにくいこともメリットです。
■関連サイト
目的に合わせて最適な勉強方法を選ぼう
Javaを勉強する主な方法としては、WEBサービス・書籍・研修の三つが挙げられます。このうち、基礎を独学で勉強したい場合は、WEBサービスと書籍が向くでしょう。
Javaのスキルを業務レベルまで身に付けたいなら、研修がおすすめです。
目的に合わせた勉強方法を選択することで、時間や費用をより有効活用できます。