Java初心者におすすめの本5選。基礎からしっかり身に付けよう
Javaを勉強するにあたって、参考書となる書籍は何冊か手元に置いてきたいものです。今回はJava初心者におすすめのJavaの参考書を5冊紹介します。Javaを基礎から学ぶのにおすすめですので、購入する本に悩んでいる人は参考にしてください。
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目次[非表示]
- 1.本を選ぶ際のポイント
- 1.1.学習段階
- 1.2.出版日や形態
- 1.3.サンプルコードの記述や図解があるか
- 2.初心者におすすめの本
- 3.他の書籍と合わせて読みたい本
- 4.知識・技術水準の向上が戦力になるカギ
本を選ぶ際のポイント
プログラミングの勉強するにあたって参考書を買う人は多いでしょう。 しかし、現在出版されている書籍の数はそこそこ多く、どれを購入してよいか迷う人もいるのではないでしょうか。
そこでまず、 プログラミングの参考書を選ぶ際に、押さえておきたいポイントについて解説します。
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学習段階
自身の学習段階に合わせて選ぶのがポイントです。幅広く網羅した本を買うよりも、自分のスキルレベルを参考基準にしましょう。
初心者であれば、命令文の書き方などの基本的な要素を抑えた本を選び、それからアルゴリズムについて書かれた本、アプリやプログラムの作成といった実践レベルの本へと移っていきましょう。
出版日や形態
プログラミング言語の中には、新しい命令文や仕様変更など、頻繁にアップデートされるものもあります。特に最近は、プラットフォームの急速な変化からJavaやC言語も頻繁にアップデートされるようになってきました。
そのため、書籍が古いと内容も古いままで止まっていて、最新のプログラムでは動かない可能性も出てきます。今から本を買うのであれば、出版日があまり古くなく、最新版を選ぶようにしましょう。
サンプルコードの記述や図解があるか
プログラミングの概念や仕組みを理解するのは非常に難しく、何行にも渡って説明されるよりも、図解される方がわかりやすいことも珍しくありません。特に初心者の場合、図解されたものを選ぶことをおすすめします。
実際の書き方が見られるサンプルコードの記述も重要です。サンプルコードがあれば、自分の書いたコードと比べて「どこが間違っているのか」を比較しやすいため、エラーが起こったときに役立ちます。
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初心者におすすめの本
Javaを学習するにあたって、初心者におすすめの書籍をまずは3冊紹介します。入門書として最適ですので、今からはじめてJavaを学習する人、基礎について学び直したい人などにおすすめです。
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ゼロからわかる Java超入門 [改訂3版]
『ゼロからわかる Java超入門 [改訂3版]』は、Javaを実際に入力しながら進めていく実践形式の内容になっており、知識としてではなく手を動かしてスキルを学ぶことができます。
Javaはもちろん、プログラミング未経験の方にもわかりやすい内容になっているほど優しく書かれていて、まさに初心者向けの1冊です。
2020年8月時点で、改訂版3版が出ています。章末の問題集と合わせて学ぶと、より効果的にJavaの学習を進めていくことができるでしょう。
- 書籍名:ゼロからわかる Java超入門 [改訂3版]
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楽しく学ぶJava入門[1日目]はじめてのJavaプログラミング
『楽しく学ぶJava入門[1日目]はじめてのJavaプログラミング』は、1~7冊までの分冊として発売されていて、7冊すべて読むことでJavaがマスターできるようになっています。1冊1冊の内容も濃く、本書は初めてJavaに触れる経験者におすすめの本です。
Javaの特徴や環境設定の方法、簡単な命令文の書き方やエラーが出たときの対処法など、4章に分かれて、それぞれのテーマで詳しく書かれています。値段もお手頃なので、ひとまずJavaとはどういう言語なのかを勉強したい方に向いています。
- 書籍名:楽しく学ぶJava入門[1日目]はじめてのJavaプログラミング
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スッキリわかるJava入門 第3版
『スッキリわかるJava入門 第3版』は、解説に加え、初心者がつまづきやすいポイントについて実際のプロジェクトや指導経験を元にアドバイスを行っています。途中で置き去りにされることなく、安心して最後まで読むことができる1冊です。
300点以上のイラストが用いられてわかりやすく、エンジニアの主人公が成長していくストーリーとともに書かれているため、実際にエンジニアとしてのキャリアアップを思い浮かべながら読むことができます。
初心者が特につまずきやすい「開発環境の準備」と「多発するエラーへの対応」には、「dokojava」という仮想開発環境が読者特典として用意されていて、実際の実践を想定して学習を進めていくことができます。
- 書籍名:スッキリわかるJava入門 第3版
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他の書籍と合わせて読みたい本
ある程度基礎的な部分に慣れてきたら、他の参考書と合わせて読んでみましょう。Javaの基礎参考書とともに読むとより効果を実感できる書籍を紹介します。
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AndroidエンジニアのためのモダンJava
近年ではスマホが一般的に普及している背景を受けて、Androidを中心に活躍するエンジニアの需要も増えています。『AndroidエンジニアのためのモダンJava』はそうしたAndroid向けのプログラムを学習したい方におすすめです。
Androidでプログラムを作るために基本的なJavaの知識から、開発に必要な実践的な知識まで徹底的に改札されていると共に、Androidの開発環境やフレームワークについてなど、Androidエンジニアに必要な知識が全て記載されています。
Android市場を中心に活躍したいエンジニアの方は、1度手に取ってみてはいかがでしょうか。
- 書籍名:AndroidエンジニアのためのモダンJava
- Amazon:商品ページ
新世代Javaプログラミングガイド
『新世代Javaプログラミングガイド』は、Javaのバージョン10から13までに追加された新機能や開発中の機能について取り上げられています。基礎的な部分からは一歩踏み出して「型推論」「アプリケーション・クラスデータ共有」「ガベージコレクタ」など、多岐にわたる機能に触れています。
また、背景・使い方・ユースケースの適宜説明もされていて、Javaに関しての幅広く知ることができる1冊です。基礎的な参考書と合わせると、Javaへの理解を深めることができるでしょう。
- 書籍名:新世代Javaプログラミングガイド
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知識・技術水準の向上が戦力になるカギ
Javaは昔からプログラミング言語の中心にある言語です。Javaの習得は、エンジニアとしての確実なキャリアアップにつながるでしょう。
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■関連サイト
Javaを勉強するための本を買う際には、自分のレベルに合わせた上で、学習も億滴を明確にすることがポイントです。数多く市場に出ている本の中で、自分にベストな一冊を探してみてください。