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JavaとPythonのどちらを学ぶべき?将来性や特徴から考える

JavaもPythonもエンジニアにとって人気のあるプログラミング言語です。これからプログラムを学習しようと思う場合、どちらの言語を学ぶべきでしょうか。比較するために、それぞれの言語の将来性や特徴について解説します。人事教育担当者の方で知識はないけどエンジニア教育を知る必要のある方はどちらの言語を学ばせるか迷う方もいると思うので参考にして下さい。

目次[非表示]

  1. 1.JavaとPythonそれぞれの用途や分野
    1. 1.1.Javaとは?
    2. 1.2.Javaの用途や得意分野
    3. 1.3.Pythonとは?
    4. 1.4.Pythonの用途や得意分野
  2. 2.JavaとPythonの特徴
    1. 2.1.Javaの特徴
    2. 2.2.Pythonの特徴
  3. 3.JavaとPythonの比較
    1. 3.1.勉強がしやすいのはPython
    2. 3.2.仕事につながりやすいのはJava
    3. 3.3.ライブラリの違い
  4. 4.それぞれ、どのような人に向いているか
    1. 4.1.システム開発を目指すなら「Java」
    2. 4.2.Web開発やデータ、機械学習の「Python」
  5. 5.JavaとPythonの将来性は?
    1. 5.1.需要から見るPythonの将来性
    2. 5.2.Javaの人気と市場から見る将来性
  6. 6.将来を見据えて言語を選択しよう

JavaとPythonそれぞれの用途や分野

JavaとPythonはエンジニアにとって、どちらも人気の言語です。この2言語を学ぼうとするエンジニアは数多くいます。

JavaとPythonのどちらから学ぶべきでしょうか。検討するためにも、まずはそれぞれの言語の性質や得意分野を解説します。

Javaとは?

Javaは、1995年にSun Microsystemsによってリリースされたプログラミング言語です。幅広い用途と応用力がある言語で、特に人気のあるプログラミング言語の一つです。Googleが開発に用いているGoogle三大言語でもあります。

OSを問わない汎用性があり、どんな環境でも利用できるので使用している現場が多くあります。Webとも相性が良いので、さまざまなアプリやソフトの開発にも用いられています。

Javaの用途や得意分野

OSを問わずに利用できるというメリットから、Javaは大企業のシステムで採用されるシーンも多く、大規模開発に用いられます。

Javaの用途は広く、業務システムやAndroidアプリ、ゲーム開発やWebサイトの機能など、世の中のさまざまなものが、Javaによって開発されています。

特にGoogleが開発した携帯汎用OSであるAndroidは、ベースがJavaで開発されているため、Javaを使ったアプリやソフトを開発している事業者は多いです。Javaは世の中のシステムやソフト開発に多く使われている人気言語という点を覚えておきましょう。

Pythonとは?

Python(パイソン)は1991年にグイド・ヴァンロッサムというオランダ人のプログラマーによって開発されたオープンソースで運営されている言語です。「オフサイドルール」というコードの書き方の規則などがあり、比較的誰でも使いやすいように設計されています。

Javaと同様に、Google三大言語の一つに数えられます。汎用性が高く、Javaと同様に多くのエンジニアに指示されている言語です。

Pythonの用途や得意分野

Pythonは近年、AIの開発に用いられる言語として注目されています。

カーナビでのルートや距離の算出、SNSでの顔認識、SiriやAlexaなどの音声認識も、Pythonが有効的に活用されている事例の一つです。

Webアプリケーションの開発にも用いられています。例えば「You Tube」「instagram」「Dropbox」など、エンジニア以外の人も普段の生活で使っている一般的なアプリも、Pythonが使われています。

その他には、ブロックチェーン技術の開発やWeb上のデータ収集、データの分析などにもPythonは役立っています。

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JavaとPythonの特徴

JavaとPythonのそれぞれの長所や使いやすさなど、特徴について解説します。2言語の違いについても比べて見ていきましょう。

Javaの特徴

Javaの特徴として、まずはオブジェクト指向の言語であるという点が挙げられます。オブジェクト指向とは、プログラムをオブジェクト(物)のように分類し、管理するための考え方です。

例えば、車をプログラム全体とすると、エンジンやタイヤなどがオブジェクトです。1度作ってしまえば、別の車を作るときにもエンジンやタイヤを最初から作る必要はありません。こうした部品ごとに作れるのがJavaの最大の特徴とも言えます。

そのため、Javaはプログラムの開発と管理を細かく行う事ができるため、そして先述したようにOSにこだわらないという点から、大規模開発にもよく用いられるのです。

また、Javaは他の言語と比較してもセキュリティ面が優れており、安定して運用できるのも強みと言えます。

Pythonの特徴

Pythonは、元々はコードの簡易化を目的として開発された言語です。そのため、Pythonで書かれたコードはCやJavaよりも短く、文法が単純なために可読性が高いという特徴があります。

また、CやJavaの場合、プログラムを実行するにはコンパイルが必要ですが、Pythonの場合は動作確認したい部分だけを動かせるため、挙動の確認が楽だというのも特徴的です。

加えて、Javaと同様にオブジェクト指向の言語である点や動作環境が多様な面も挙げられるため、非常に使いやすい言語と言えます。

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JavaとPythonの比較

JavaとPythonを勉強のしやすさ、仕事へのつながりやすさなどの点から比較してみましょう。どちらを学習するかを選択する上での参考にしてください。

勉強がしやすいのはPython

JavaもPythonも、言語としては人気があるためにWebサイトや書籍など、教材は多くあります。そのため学習環境を構築する難易度には、大きな差はありません。

ただし、先述したようにPythonは文法が簡単で、誰でも書きやすいという特徴があります。このため、命令文や構文の学習自体は難易度がそう高くはありません。

一方のJavaは、色々な用途に使える分、ルールが細かく、覚える要素も多くあります。初心者の難易度で言えば、Javaは高めと言わざるを得ません。

しかしC言語を学んだ後など、他言語を学んだ後にJavaを学ぶ、もしくはJavaを学んだ後に他の言語を学ぶ際にには習得がしやすくなるでしょう。プログラミングの基本はJavaで一通り学べます。

仕事につながりやすいのはJava

現状のところ、日本での需要が高いのはJavaです。開発規模や用途を問わない点など、Javaで開発を進めている企業が多いため、Javaの方が仕事につながりやすいと言えます。

Pythonは海外での需要が高いものの、日本での需要はまだまだ少ない状況です。日本ではまだPythonに対応できるエンジニアの数は少ないため、現時点での需要で言えばJavaに分があります。

ライブラリの違い

JavaもPythonもライブラリは豊富にあります。

Javaは、csvの入出力をするためのものや、JSONを使うためのJackson、画像処理のためにものなど、汎用性の高いライブラリが多いのが特徴です。

一方、Pythonも多様なライブラリが存在しますが、特に計算処理や統計処理のためのライブラリが豊富です。機械学習向けのライブラリとして有名なTensorFlowやChainerなど、外部ライブラリが優秀な点でも知られています。

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それぞれ、どのような人に向いているか

JavaとPythonはこれまで説明してきたように、用途や特徴が異なります。その点から、どのような人にそれぞれの言語が向いているのかを解説します。

システム開発を目指すなら「Java」

Javaで開発できるものの代表例として、業務システムの開発があります。旅行や飲食店の予約システムや運送会社の配送システム、金融取引といった業務の基幹システムの多くは、Javaで作られています。

その他にも、Webサイトのサーバー側のプログラム開発にも、Javaは多く使われています。エンジニアとしてシステムの開発・運用の仕事に携わりたいのであればPythonよりもJavaの方がおすすめです。

Web開発やデータ、機械学習の「Python」

PythonはAIやIoTの開発など、機械学習の分野で特に強く採用されています。機械学習やディープラーニングなどの分野で活躍するのであれば、Pythonがおすすめです。

その他にも、You Tubeやinstagramなどに使われているように、Webアプリの開発にもPythonは選ばれています。データの統計・処理もPythonの得意とするところです。

こうした分野で活躍したいのであれば、Pythonの学習からはじめてみましょう。

JavaとPythonの将来性は?

人工知能の発達などをはじめ、エンジニアを取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。その中で、JavaとPythonの需要と、将来性について解説します。どちらの言語を学習するかを将来性から検討しましょう。

需要から見るPythonの将来性

日本ではまだまだ需要の少ないPythonですが、将来的にみると必ずしもそうとは言えません。なぜなら、AIやIoTは日常に深く浸透しており、今後、日本国内でも需要が高まると予想されるからです。

AI開発を行うAIエンジニアや、データの収集と分析を仕事とするデータサイエンティストなどの仕事では、Pythonが使われます。AI領域などでは、将来的に別のプログラミング言語が誕生する可能性を否めませんが、現状はPythonの独占市場とも言える分野です。学ぶ価値は十分にあると言えるでしょう。

Javaの人気と市場から見る将来性

Javaは現在、世界的にトップクラスに人気のある言語です。大規模開発向けである点や、Androidの市場で強いという特性もあり、将来的にもその人気は継続する傾向が強いと見られています。

一方、Javaの将来性については否定的な意見もあります。Javaは現状でもエンジニアの数が多いため、案件の多さに対して収入面が高いとは言いがたい傾向にあります。

また、Java以外の言語のシェアが少しずつあがってきていて、Javaと合わせて使われる場面も増えてきています。今後は、Java以外の言語をJavaとともに覚える姿勢が求められる可能性が高くなります。

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将来を見据えて言語を選択しよう

エンジニアとして、何の言語を選択するかは今後の仕事や将来に関わります。言語の特性や将来性を把握した上で選ぶという考え方が重要です。

現在は汎用的なJavaの市場が強い傾向にありますが、AI開発が進んでいる現状、Pythonのシェアも広がっていくと予想されます。そして、言語選択の上で重要なのはどんな案件や開発に携わりたいかです。

自分がやりたい仕事、将来を見据えた上で習得言語を選択しましょう。

ジョブサポートでは通年開講で貴社・受講者の希望開始日に合わせたJava、フロントエンド研修(通学、オンライン・リモート講座)の受け入れを行っており、助成金を活用すれば費用負担を軽減して研修受講ができるのでお気軽にお問い合わせ下さい。


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