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新入社員に期待する三つのこと。組織の未来を変える新人教育

新入社員を育成していく上で、会社でどのような役割を担ってほしいのか、何を期待しているのかを明確にして本人に提示することが重要です。ジョブサポートではエンジニア教育を中心に行っておりますが、この記事では職種に関わらずこれからの時代に必要なスキルや教育方法について解説します。

目次[非表示]

  1. 1.これからの時代に求められる人材とは
    1. 1.1.自らの役割を理解して目標設定、実行できる
    2. 1.2.ビジネススタンスの早期形成がポイント
  2. 2.意識を変えるために教育方法を見直す
    1. 2.1.仕事が面白くなければ育たない
    2. 2.2.段階的に教え、自分の言葉で説明させる
  3. 3.考え方に差が出る、新人に必要なスキルは?
    1. 3.1.自己管理力
    2. 3.2.アサーション
    3. 3.3.ロジカルコミュニケーション
  4. 4.一年目は『考え方』の教育に注力

これからの時代に求められる人材とは

終身雇用制や年功序列といった旧制度はもはや過去のものとなり、働き方改革をはじめとして時代は新しい働き方へシフトしていく動きになっています。

それにともない、企業が欲しい人材モデルも変化しています。自社の利益となる人材育成のため、これからの時代に求められるのはどのような人材なのかを把握しておきましょう。

自らの役割を理解して目標設定、実行できる

これまでの時代では、与えられた作業を迅速かつ正確に実行できる社員が優秀と言われていましたが、これからの時代は違います。

AIやIoT(モノのインターネット)の導入が進む現代では、単純作業や同じルーチンワークは機械に任せられる仕事です。労働人口減少を補填するためにも、仮想知的労働者(デジタルレイバー)が現場に介入してくる度合いは大きくなるでしょう。

このような環境下、人間の労働者がこなすべき役割は、よりコアな部分である「課題や目標を自ら見つけ出し、それを解決するために計画を立てて実行できる」ことです。

日本の市場はすでに成長期を終えて飽和状態にあることも、この傾向に拍車をかけています。今後、仕事や価値を自分で生み出せる人材の価値はより一層高くなっていくでしょう。

ビジネススタンスの早期形成がポイント

新卒社員の多くは、学校で与えられた課題や役割をこなすスピードや正確さによって優秀かどうかを判断されてきています。

しかし、現代社会で求められているのは「課題を作る側」の人間です。マーケットを見てユーザーの悩みや問題を発掘し、それに対して失敗を恐れずにアプローチをかけられる人材が将来的には必要になります。若手、新人エンジニアの成長を阻む 人材育成5つの失敗と解決策

人材教育のポイントは、この学生と社会人の間にあるスタンスの隔たりをできるだけ早く埋めることです。学生時代とは求められていることがまったく異なるという事実を伝え、新しい価値観の中で仕事に取り組む中で企業が求める人材へと成長させる必要があります。

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意識を変えるために教育方法を見直す

人材育成の際、教育を受ける側の意識改革も重要です。意識を変えるためにはどのようなことが必要なのでしょうか。

仕事が面白くなければ育たない

目標や課題を設定できる人材が必要とされている以上、自発的に動いてもらわなければなりません。自ら動くためのポイントとなるのは「仕事を面白いと思えるかどうか」です。興味の持てない仕事に対しては、人はどうしても消極的なスタンスになります。

「自身で考えたことに挑戦させ、その結果を自身に受け止めさせる」「成功体験を与えて、その成功体験の中から再現性を発掘させる」「その行動を適切に評価・サポートする」という要素がそろった環境が仕事の楽しみを生みます。

「誰かにやらされている作業ではなく、自ら考えて行っているのだ」という意識が仕事を面白いものにし、新入社員を成長させるのです。若手、新人エンジニアの成長を阻む 人材育成5つの失敗と解決策

段階的に教え、自分の言葉で説明させる

意識を変えるためには、業務を正しく理解してもらうことも重要です。理解したかどうかを確認するには、内容を自分の言葉で説明させるのが一番でしょう。

また、教えるときもすべてを1度に教えるのではなく、段階的に教えることで気づきや主体的な行動を促すことができます。それを自身の言葉でアウトプットしてもらうことで知識が定着し、仕事に対する姿勢も主体的に変わっていきます。

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考え方に差が出る、新人に必要なスキルは?

今後の時代に活躍する人材を育てるためにも、新人には以下のスキルの必要性について説明し向上させる必要があります。

自己管理力

体調管理も含めて、自分の心身をコントロールする能力はほとんどの職種で求められます。

主体的に仕事をこなしていくという今後の人材に求められる働き方では、肉体はもちろん精神状態によってもパフォーマンスに差が出るためです。

モチベーション管理も自身で行う必要があります。自己管理力に乏しいと、モチベーションが下がった状態から復帰できすそのまま悩み続けてしまったり、仕事に対するやる気が下がってしまったりという問題が出てくるでしょう。

新人研修の中で、自己管理のスキルを高めるための研修を行う企業も少なくありません。

アサーション

アサーション(assertion)とは、コミュニケーションを円滑にする適切な自己主張のことです。自分の意見をしっかり述べることは、主体性が求められるこれからの新人にとって非常に重要です。

業務に対する不安や疑問があるときに積極的に伝えることができれば、会社側としても解決策の提示やフォローアップを行えます。周囲に気を使って消極的な態度を取るのではなく、主張すべきことはしっかりと口に出すことは今の新人に欠かせないスキルです。若手、新人エンジニアの成長を阻む 人材育成5つの失敗と解決策

ロジカルコミュニケーション

ロジカルコミュニケーションとは、自分の考えを論理立てて明確に相手に伝えるコミュニケーション方法です。

効率が重視されるこれからの時代は特に、このスキルが重要になるでしょう。曖昧な言葉や理論的でない会話では本当に言いたいことが伝わりにくく、認識に食い違いが生じてしまう可能性があります。

現在はビジネスチャットなど、テキストベースのやりとりも多くなっています。論理的にに自分の意志を伝える能力に乏しいと、顧客とのやりとりで認識違いからトラブルを引き起こすリスクも大きくなるでしょう。

ロジカルコミュニケーションは学校ではなかなか習わないため、会社に入ってからしっかりとスキルを培う教育を行う必要があります。

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一年目は『考え方』の教育に注力

現在のビジネスシーンでは、新人にも主体性が求められています。思考力や積極性、アサーションなどのこれまではあまり重視されていなかった、そして学生時代に伸ばすことが難しいスキルが必要とされているのです。

一年目の新人に対しては、まず「考え方」を変えることに注力しましょう。会社が新人にどんなことを求めているのかを明確に共有することで、新人も何をすべきなのかを具体的に判断することができるようになります。



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