プログラミング

通学Java研修とオンライン・リモートJava研修を実施してみた違いはあるのか?

コロナウィルスの影響もあり20年度の春からの通学研修は新型コロナウイルス感染対策のため

オンラインリモート研修に切り替えました。受講企業・受講者の皆様には突然の切り替えで

バタバタさせ多大なるご迷惑をお掛けした事をお詫びいたします。


ジョブサポートの研修では初の試みでしたが、企業様のご協力のおかげでインストラクター・

受講者ともにオンライン・リモート研修に集中でき早い段階で通学時のように順調に運営が

進んでいます。弊社は完全リモートにはせず、出社と在宅を使い分けて研修業務全般を

運営しています。


今回ジョブサポートで通学Java研修、オンライン・リモートJava研修を実施してみての所感を

記載してみたいと思います。オンライン・リモート研修は現時点での所感になります。

受講アンケートがある程度集まり次第ご紹介できればと思います。


目次[非表示]

  1. 1.通学Java研修の所感
    1. 1.1.通学研修のメリット
  2. 2.オンライン・リモートJava研修の所感
    1. 2.1.オンライン・リモートのメリット
    2. 2.2.オンライン・リモートのデメリット
    3. 2.3.オンライン・リモートの今後の課題
  3. 3.通学研修、オンライン・リモート研修どちらが良い?
    1. 3.1.受講目的を明確にする


通学Java研修の所感

通学研修のメリット

通学研修はジョブサポートに来社してもらうため、多くの人とのコミュニケーションを

取る機会が増えます。インストラクターとの会話、同じ受講者と関わる事が

あり口頭でもやり取りが多くなる傾向があります。初期はオンライン研修と比較すると

自分から動いて不明な点を聞きに行く事に不安を感じたりなど心理的なハードルが

高く感じるようですが、通学研修の方がコミュニケーション力、チームでの立ち回り方、

スケジュール管理など対面で細かく指導できるためビジネススキルの強化はしやすいと思います。


8割くらいの人は環境・Javaなどプログラミングを学ぶ事に慣れてくると

自分から動き知りたい事に対して質問をすることができるようになり、

教える側としても成長を実感します。

成長する姿を見るのはインストラクターにとっても非常にやりがいに繋がりますね。

通学研修のデメリット

研修会社に行く事で自社で労務管理がしにくい点がデメリットになりすが、

仕事に近い環境で行うため、技術とビジネススキルを同時に強化する事ができ、

配属後も研修で学んだスキルを活用しやすいのが特徴です。


Java・Spring環境での開発体験だけでなく企業担当者、先輩エンジニア達が求める

チームで働くビジネススキルとして自分から主体的に不明点を質問ができるように

なってほしいという要望も根強く今後も求めれるのではないかと思います。

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オンライン・リモートJava研修の所感


自宅か自社の自席で学ぶ事になるため、自宅の場合、研修時間中は一人で学ぶ事になり

関わる相手はインストラクター以外いない状態になりモチベーションの維持など

ケアが必要になります。

若手、新人エンジニアの成長を阻む 人材育成5つの失敗と解決策はこちら


受講企業様が懸念しているのが勤務時間中に別の事をして、受講者が研修をしないなど

懸念される方もいますが、勤務時間内で給与をもらう立場にある事を自覚している人が多く

真面目に受講をしています。入社して間もない新人の方が真面目かもしれません。

オンライン・リモートのメリット

ジョブサポートの2020年春のJava研修ではGoogleのHangouts Meet を使用して

受講者とTV電話で随時やり取りを行いますが、それ以外はチャットなどテキストベースでの

やり取りを中心に行っています。そのため、受講者のチャットの見逃し防止のための

通知音の設定・自分本位ではなく相手に意味が伝わる文章でやり取りするルールを定めました。

SNSのように自分本位の端的な文章での質問が増えると質問内容を理解にするための

やり取りに多くの時間が消費されてしまい受講者の進捗が遅れるため設定しています。

不明点は担任形式で講師を設定していたため、通学時よりも心理的なハードルが低いのか、

ほとんどの人が主体的に質問ができ、技術面の理解は通学と大差がない印象です。

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オンライン・リモートのデメリット

ビジネススキル、非言語コミュニケーションの育成がしにくい点です。

非言語コミュニケーション力を強化するのはほぼ無理だと思います。


対面であればスムーズに進む物事がオンライン・リモートの場合だと変わってきます。

例えば、研修時間内にチャット、テレビ電話の依頼を送っても全く返信がなく、

音信不通になるケースが時々あったり、期限を守れない場合の事前の相談、報告など

必要なタイミングでできない、決められたルールを何度も守れないなど本人の性格と

能力がはっきりと出てしまいます。

行動改善を促す事で徐々に良い変化が生まれる人が多いですが通学時よりもあきらかに

時間が掛かります。

通学であれば行動改善の指摘時に相手の表情など非言語的コミュニケーションが取れ

判断がつきやすくビジネススキル、考える力の強化はしやすいですが、

オンライン・リモートでの教育は他責傾向で答えをすぐに求める方にとっては

逃げ場があり過ぎるため何度改善をしようと試みても変わらない傾向です。

その結果、育成をする側としては企業担当者様に厳しめのフィードバックを

しなければならない場合もあります。

オンライン・リモートの今後の課題

オンライン・リモート研修のデメリットを防ぐためには、企業の担当者の方と定期的に

連携を取り、相互に受講者の特徴を把握した人材育成を行う必要があります。

受講者によっては勤務時間内の監視がきついと思わるかもしれません。

ビジネススキルの知識を得ても対面で接する機会が少なく実践ができないため、

業務配属後、チーム内の立ち回り方、コミュニケーションの取り方などビジネススキルの面で

指摘を受けてしまう事が懸念されます。

自分たちでマナー研修などビジネススキルを教育していくという考えの企業様は

オンライン・リモートでJava研修など技術強化を重点的に行うなど使い分けができると思います。

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通学研修、オンライン・リモート研修どちらが良い?


受講目的を明確にする

大企業のように内製化をしたいがすべて自社で行うのは難しいと考えている場合、

東京近郊以外からの受講はオンライン・リモート研修が適していると思います。

主軸の事業にリソースを注力して売上を維持、拡大を目指す方針であれば通学研修と

使い分けるのが一番良いと思います。

オンライン研修で受講させたら受講者が勤務時間に研修を行わずサボった、業務と兼任で

進捗が全く進まないなどネガティブな印象が一度でもあったら満足度は低くなり嫌な記憶として

残ります。ただ流行ってるという理由で研修会社、受講者任せにはせず、研修受講前に自社内での

リモート時のルールなど再度説明が必要かもしれません。


ちなみにオンラインでの研修は人材開発支援助成金(原則1ヶ月前に申請が必要)、雇用調整助成金の

どちらも対応ができます。

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ジョブサポートでは通学だけでなく、オンライン・リモートJava研修も助成金を使用て受講が

できるため、研修費と受講者の人件費を最小限に抑えた形で研修を受講できます。

※人材開発支援助成金を使用する場合、訓練開始1ヶ月前に申込みが必要になります。


コロナウィルスの影響で自宅待機などされている企業の方で、教育をご検討の場合、

雇用調整助成金を使用できる可能性があるので一度調べてみても良いかもしれません。








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