スケジュール管理の習慣を身に付けるエンジニア研修
どんな仕事でも期限が決められてない仕事というのはほとんどありません。
会社で働く多くの人が上司・顧客から指定された依頼を期限内に完成させて
成果物を納品・提出するという方が多いと思います。
特にリモートワークの時代になれば期限内に上司が求める品質の成果物を
完成させる事が必須になり、評価に結びつきます。
ジョブサポートのプロエンジニア研修では、法人の受講者含め様々な職種を
経験され仕事の進め方なども過去の経験で進める方が大半を占めています。
実際に入社後にITエンジニアが実務で行っている
スケジュール作成のやり方にギャップを感じる方も多いようですが、
プロ意識を持ったエンジニア育成を目指す為に必要な
土台強化としてスケジュール作成と作業管理は必要不可欠です。
技術研修ではJava・JavaScriptなどプログラミングの知識強化と並行して、
新人の段階から研修でスケジュール作成と作業管理の習慣化ができるようになり、
実業務に入ってからもスムーズに仕事に取り組めるようにしていきます。
スケジュール作成にギャップを感じる大半の方は、
スケジュール作成の方法など学ぶ機会がなかった方が多く、
社会人経験があっても技術研修の取り組み方で改善が必要な点はあります。
現役エンジニア方でも自己管理が苦手な方はいます。
会社の採用面接では形式的なコミュニケーション力は判断できますが、
実際の仕事の進め方までは見抜くことができない為、
求めているレベルに到達していない事が採用後の配属先で発生します。
ジョブサポートのエンジニア研修では
技術的な理解度以外にも仕事取り組み方(やり抜く力)、思考の癖なども
毎週教育担当者の方へ報告をさせて頂いています。
スケジュール作成の目的とは?
人によって捉え方が変わってくると思いますが、ジョブサポートでは仕事を進める上での
事前準備を行う習慣化を目的に研修中からスケジュール作成に力を入れています。
成果は事前準備でほとんど決まると多くのITエンジニアの方々も言っています。
極論ですが、計画なしで仕事に取り組むという事は仕事のゴール、
ゴールにたどり着く為の方法がない状態と同じで何をしたらいいのか、
よく分かっていない状況と同じで、余計な手戻りが発生して残業が増えていきます。
スケジュール作成を行ってからの変化
実際に技術研修を終了したエンジニアから聞いたスケジュール作成を習慣化する事で
どのようなメリットが得られたのかを合わせて記載していきます。
- 日々の仕事のスピードが上がり、残業が減った。
- ワークライフバランスが取りやすくなった。
- やり忘れたなど抜けるミスが減った、抜けても取り返せた。
- 上司と作業調整の相談がスムーズになった。
- 頭で考える事が減り、疲労が減った。
仕事を始める前にスケジュール作成の時間を
確保する事が必要になりますがトータルで見ると時間短縮に繋がっているようです。
忙しくてスケジュール作成の手を抜いて作業をしたらやらなければいけない項目の
洗い出しが足りず、期限に間に合わず残業続きになってしまったなどの影響が出ています。
割り込み作業を除き、設定した計画通りに進められない人達の傾向として
午前・午後と時間軸をざっくりした作業計画を作成する習慣があります。
結果として、時間の意識が甘くなり残業の可能性が高くなっています。
リモートワークにはスケジュール作成・作業管理は必須スキル
政府主導による働き方改革の影響で残業は減り、コロナウイルスの影響で
リモートワークの導入が増え、会社に出社して集まる機会が減り効率化が進んでいます。
ビジネスのスピードはどんどん早くなり、難易度も高く専門知識が
高いだけでは個人・企業共に成果が出しにくくなってきました。
昔であれば残業して対応できた業務の抱え込みは作業管理者に把握され
属人化をしようとするとマイナス評価に働く可能性がありるため、
いつまでに・何をするかを「見える化」して実行する習慣が必要です。
頭の中だけで考えようとする人を見かけますが、時間をかけても考えがまとまらず、
指示される作業が増えると情報が多すぎて処理しきれない状態に陥ります。
作業の見える化をすると何をしたら良いか集中して考える事ができます。
明らかに間に合わない業務の期限を延ばす交渉や有給取得時の引継ぎなどもしやすくなります。
頭の中だけで考えなくても済む為、余計な事を考えず仕事に取り組めるようになります。
通信研修と違い、ジョブサポートのエンジニア研修のメリットは、通学・リモートでも
講師兼現役エンジニアが受講生に直接フィードバックを行います。
その為、受講者の取り組み方の改善ができビジネススキル強化の習慣化ができるようになります。